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さとみの妄想伝説
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相棒 ウソ感想文(感想文に見せかけた妄想小説です)
相棒 シーズン2 第11話 秘書がやりました

監察官春樹のところに、特命係尊から電話がかかってきた。
「春樹さーん。質問ー」
酔っ払っているのか?と春樹は思ったが聞いてみることにした。
「国会議員蜷川輝正に監察をつけたりしましたかー?」
やはり酔っ払っているんだなと思いながらも
「私が監察をつけるのは警察官だけだ。だから国会議員に監察をつけたりはしないぞ」
とまじめに答えた。

その三日前。

銀座のホテルの一室で、国会議員蜷川輝正(にながわてるまさ)の秘書三人がこそこそしていた。
「この箱に入りますかね」
「やるしかないだろ」
三人は蜷川の死体を箱に入れてホテルから脱出した。

翌日、真っ黒こげのバラバラ死体が産廃場で発見された。
死体は蜷川議員だった。
蜷川議員は、汚職議員たちの汚職を追及していた。そして脅迫の電話やメールは日常茶飯事だった。
捜査一課たちは、脅迫犯が蜷川を殺したのだと推理して調べる。
鑑識の調べによると、死体は、焼き殺されたのではなく、死んだ後焼かれたそうだ。
なぜ死体はバラバラな上に焼かれていたのだろうか?そして死因は?
それに国会議員が必ずつけている議員バッヂが発見されていないのも気になる。
分からないことがあると、とことん調べたくなるのが右京なのだった。

右京と尊は蜷川の事務所に聞き込みに。
秘書三人がいた。一人は女であと男。
女の名は三峰涼子(みつみねりょうこ)。いかにもやり手なふいんきをかもし出していた。
あとの二人からはザコの空気しか感じられない。
秘書三人(以下、三峰涼子とキュービッククロス)から話を聞く右京たち。
蜷川は議員バッヂを誇りに思っており、肌身離さずつけていたという話が聞けた。
帰ろうとすると、蜷川の妻、にな子が現れた。そして夫の浮気の証拠を探し始めた。
右京たちが見てるのが分かると手を止めて会釈した。

捜査一課は、蜷川に脅迫状を送っていたヤクザを聴取していた。
お前は蜷川議員にこんなファックスを送っただろう、と憲一が以下のことが書かれた紙を突きつけた。
「蜷川は即刻議員をやめろ」
「殺す」
「蜷川辞めろ」
「天誅」
「腹上死して秘書に遺体焼かれろ」
「バーカ」
「おたんこなす」
「ちんかす」
あんたの仕業だよなと憲一がすごむが、ヤクザはあいつは国のためにならない、などと言いヘラヘラしていた。

そのころ、三峰涼子とキュービッククロスは、蜷川について話をしていた。
三峰「世間は圧倒的に先生の味方よ。世間はもっとね、先生の功績を評価すべきだったと思いますよ。こんなことが起こらなくても」
秘書A「マドンナだのライオンだのトンヌラだのゲレゲレだの、そういうところにしか目いかねえからな」
秘書B「これで良かったんですかね」
三峰「先生のためじゃないですか。先生のためってことはいいことに決まってるでしょ」
マドンナってのはたぶん片山雛子のことなんだろうけど、ほかはさっぱりわかんない。
秘書B「バッヂどこ行っちゃったんですかね」
すると三峰がカバンからバッヂを取り出した。
秘書A「背広からはずして持ってたのか」
三峰「これは先生の誇りですよ!燃やして捨てるなんて出来るわけないでしょ!」
先生自体は燃やして捨ててるのに?イミフ!

右京と尊と守は三人で事件について推理する。右京は紅茶を飲みながら、尊はビールを飲みながら。
殺人事件ではないのかもしれない、と言う右京に、守は言った。
「わたくし、是が非でも殺人事件にしようという気は毛頭ないのですが、心臓発作を人為的に起こさせる方法は あります。もしそうだとしたらやっぱりこれは殺人事件です」
守は、心臓発作と人為的に起こさせる方法を挙げてみた。

【冷水につける】
プールなどで心臓発作を起こす人がいる。あの要領で冷水のショックで心臓発作を起こさせるのだ。 確率は低いが丹念に繰り返していれば死に至らしめることはできる。
 
【監察をつける】
とっても恐ろしいやつをつける。確率はぐんと下がるが、心臓麻痺を起こさせることは不可能ではない。

その意見に尊(泥酔)が乗っかった。

【監察をつける】
しかし恐ろしいやつではなくとってもかわいいやつをつける。すると蜷川は興奮して年甲斐もなくハッスルしたあげく 心臓発作、つまり腹上死するという寸法だ。

この推理に自信をもった尊はすぐさま監察官春樹に電話した。
「春樹さーん。質問ー。国会議員蜷川輝正に監察をつけたりしましたかー?」
春樹は
「私が監察をつけるのは警察官だけだ。だから国会議員に監察をつけたりはしないぞ」
と答えた。尊は推理がはずれてがっかりした。

腹上死と聞いて右京は考えた。
もし国会議員が腹上死などしたらスキャンダルになる。スキャンダルを恐れて死の状況を偽装することはありえる。 これまで蜷川が行ってきた数々の汚職追求の業績をさらに世間に知らしめるために、汚職追求の報復を受けて殺害 されたかのように見せかけたのではないか。

腹上死だとすると相手は妻のにな子?それとも監察官?
にな子は地方を守っていて、東京に戻ってきたのは死体が発見された翌日だ。
監察がついていた様子はない。
そのとき右京は、にな子が夫の浮気の証拠を探して荷物をあさっていたことを思い出した。

蜷川には愛人がいたのである。
ならば愛人に口止め料を払っている可能性が高い。
調べてみたところ、蜷川の事務所から香川晃代(かがわあきよ)という女に五百万も 支払われていることがわかった。

香川晃代の家に行きチャイムを鳴らすと、中から厚化粧の女が出てきた。
「何か用かしら刑事さん」
右京たちが名乗っていないうちから『刑事さん』と言ってしまったことと、見た目が明らかに にな子の顔であることから、 この人物が香川晃代ではないことが分かり、右京たちは家の中に踏み込んだ。
すると部屋の中で本物の晃代が倒れていた。

にな子は全てを打ち明けた。
やはり蜷川の死は腹上死だったのだ。相手は愛人の香川晃代。その蜷川の死体を三峰涼子とキュービッククロスが偽装したのだ。
ニュースを見た晃代は電話で家ににな子を呼び「こんな恐ろしいことになるとは思わなかった。五百万は返すから警察に真相を話して下さい」と にな子に言った。スキャンダルを恐れたにな子は、晃代を殺さなくては、と思い、花瓶で殴ったのだった。

にな子は殺人未遂、三峰涼子とキュービッククロスは死体遺棄とか死体損壊とかで、それぞれ逮捕された。去り際に三峰は右京に 蜷川の議員バッヂを託していった。

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