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さとみの妄想伝説
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相棒 ウソ感想文(感想文に見せかけた妄想小説です)
シーズン6 第14話 琥珀色の殺人

ウィスキー評論家の勝谷 誠(かつや まこと)が自宅で死んでいるのが発見された。
捜査一課の3人そして※沢守、杉下右京、亀山薫というおなじみのメンバーで捜査をしている。
勝谷は、分厚い本(月刊少年ガンガン)で頭を殴られて死んだようだ。
テーブルの上のグラスの中には、ウィスキーと水が分離していた。これはおそらく氷入りウィスキーだったのだろう。
そのウィスキーは『パーチー』という銘柄で、氷を入れて飲むと香りが飛んでおいしさが半減してしまうものだった。
お酒をどんな飲み方をしても自由だが、ウィスキー評論家の勝谷がそんな飲み方をするだろうか。
右京は疑問を抱いた。

勝谷の評論は超辛口で恨みを持っているバーテンダーは数え切れないほどいた。
みな口々に「誠死ね!氏ねじゃなく死ね!」と叫んでいた。
捜査一課たちは次から次へとバーテンダーに話を聞いて回っている。

そのころ右京たちは勝谷の行きつけのバーを捜して、山の様にある資料の中から『蟹江敬三』の名を見つけた。
かつて自分たちが捜査した人物の名だから忘れられない。
そして蟹江に会いに行った。

バー『Cask3』に、蟹江はいた。
蟹江は、仮出所したこと、英 英男(はなぶさ ひでお)というバーテンダーに目をかけてもらい、店をまかされたこと、いろいろ話した。そこへ客が一人やって来た。
警視庁警務部人事第一課主任監察官大河内春樹(以下、ラムネ)だ。
(注……本当はこの回には、ラムネは一切登場しません。これは「登場したらいいのにな」という私の妄想です。)

「杉下ひゃん亀山ひゃん。こんばんわ〜」
ろれつが回らなくなっている。真っ赤な顔でにたにた笑っている。
蟹江が「ハルキちゃん、酔ってるね」と心配そうに言った。
「らいじょうぶれすよ〜 今日は、非番なんれすから〜 今日も元気れ おひゃけがうまい!」
そして蟹江にカクテルを催促するラムネ。しかし罪を犯した後悔から、蟹江はカクテル作りを封印していた。
蟹江はラムネにブレンデッドウィスキー(に見せかけたウーロン茶)を出した。
ラムネはそれを両手でつかんで飲んだ。

右京は写真を取り出してテーブルの上に置いた。
その写真には、パーチーのボトルと、水とウィスキーが入ったグラスが写っていた。
蟹江「ああ、これはちょっと変ですねぇ」
ラムネ「変れすねぇ。おひゃけが主役なのは変れすねぇ」
お酒が写真の主役なのは変だと言うラムネ。
一方、蟹江は別のことを言う。
「勝谷さんがこれに水や氷を入れてお飲みになるとは」
写真だけで勝谷の家だと分かった蟹江に不信感を抱く右京。
ラムネ「飲み方なんて人それぞれ れすよ〜」
右京「しかしこれに氷を入れてしまうと、香りが飛んでしまいませんか?」
ラムネ「たしかに風味は落ちるかもしれません。れすが人がおひゃけに求めるのは味らけじゃありません」

ラムネは、『ある人から聞いた話』だと言いながら、自分の思い出話をした。
昔、今は亡き元彼氏と二人で、酒を飲みに行くことになった。
まだ付き合いたてだったので、酔っぱらった姿は見せたくないと思ったラムネは、ウィスキーに氷を入れて水増しして、なんとか乗り切ったのだった。
付き合って一年経った時、彼に、本当は酒に強くなくて今まで氷を入れて無理していたのだと打ち明けた。
すると彼も、俺も無理してた、と打ち明けた。そして二人で笑い合った。

ラムネ「パーチーの氷入り…… それは思いれのおひゃけれす」
右京は、もしかしたら勝谷も何か思い出があってこういった飲み方をしたのかもしれないと言う。
しかし蟹江は、勝谷は酒に思い出を求めたりしないと言った。

右京は写真をもう一枚取り出してテーブルの上に置いた。
写真には葉巻と灰皿が写っていた。
しかし蟹江は葉巻には詳しくない。
嫌煙家のラムネは、タバコ大嫌い!勝谷はタバコなんか吸ってたから肺ガンで死んだに違いない!とかわめく。
そんなラムネは放っておいて、葉巻のことは葉巻のプロに聞こうという事で、シガーバーの英に聞きに行った。

英の経営するシガーバー『Cask』に行き、右京と薫は英に話を聞いた。ラムネもなぜか来た。
勝谷と英は店だけの関係であり、プライベートで親しいわけではないそうだ。
右京は写真二枚を英に見せた。
葉巻の写真には特におかしいところはないと言い、ウィスキーの写真には
「勝谷さんはこんなすごいボトルを持っていたんですか。しかしこれに水や氷を入れて飲むってのはどうでしょう」
と言った。
右京「勝谷さんはこの店でもオールドボトルを?」
英「いやうちはオールドボトルはほとんどおいてません。購入できたものはすべてCask3へ」
しかし一本だけオールドボトルがある。奇跡的に二本手に入ったので一本ずつ置いたのだそうだ。
大変珍しい酒でこの機を逃したら一生飲めませんよ、という英のセールストークにつられて飲みたがる薫。
しかし、一本三万円!!高っけー!!
右京「いただきましょう。僕はストレート」
薫「おお俺もススストレート」
ラムネ「私もストレート」

右京は優雅に香りを楽しみながら飲んだ。
薫はワインの回に素晴らしい舌の持ち主だと言われており、このウィスキーの良さも分かるようで、すっげーうめーと言いながら飲んだ。
ラムネはウィスキーとウーロン茶の区別もつかないような舌なので、三万円がムダになった。

ウィスキーには葉巻がよく合います、という英のセールストークその2につられて吸いたがる薫。
しかしラムネが「ここは禁煙れすよ」とささやく。
二人がそれを気にせず葉巻を吸うと、ラムネは「けむい!けむい!」とのた打ち回った。

聞き込みを終えてタクシーに乗って帰る二人。そしてラムネ。
ラムネ「タバコのお店はけむかった。あんなけむい店、私が評論家ならへろんへろんに書いてやりますよ」
薫「シガーを吸うための店なんだからけむくて当たり前でしょ」
ラムネ「あっ、もしかして、勝谷氏もあの店の悪口を書こうとして殺されたのかも」
薫「は?そんなわけないでしょ」
それを聞いた右京は考えた。
犯行の動機となるのは発表された原稿とは限らない。これから書こうとしていた原稿も動機になりうる。
殺害された日に勝谷はどんな原稿を書こうとしていたのか。

そして翌日、右京と薫は雑誌社に聞き込みに行った。
雑誌編集者の話だと、昨日勝谷からもらうはずだった原稿がもらえなかった。その原稿はバーテンダーについてのもので、 お酒を出す資格のないバーテンダーについてのコラムだったそうだ。
お酒のことでもめてオーナーを殺してしまったバーテンダーがいて、それでもまだバーテンダーをしているのが許せないと言っていたそうだ。
なんという蟹江!!
しかし殺害現場にそんな原稿はなかった。書きかけだったのか、犯人が持ち去ったのか。
動機が出てしまったので、もう一度蟹江のもとへ聞き込みに。

蟹江に聞き込みしたがシラを切られてしまう。そして、店が開く時間になってしまったので聞き込みは中断された。
仕方なく客として飲むことにした二人。
きのう英の店で飲んだのと同じオールドボトルを注文する。
ええー?またそれを飲むのー?別のにしろよー
昨日のと同じ酒なのに、味が微妙に違う。窒素処理を行っているからだ。
窒素処理について英の店に行って聞いてみると、英の店ではしていないらしい。葉巻には酸化の進んだまろやかな味が合うそうだ。

深夜、三度蟹江の店へ。
偽装に使われたボトルを調べたところ、通常より多くの窒素が含まれていた。窒素処理、そして犯行の動機。両方を兼ね備えている バーテンダーは世界広しと言えどもあなただけ。右京がそう言うと蟹江は勝谷殺害を認めた。
そこへ薫が英を連れて入ってきた。
英「違う!そんなはずはない」
蟹江「私がやったんです」
右京「なぜ蟹江さんが犯人でないと言い切れるのか。それは英さんあなたが犯人だからですね」
英は、写真を見たときすぐにそれが勝谷の家だと分かった。
さらに、グラスには偽装されていたが、葉巻には偽装されていなかった。これは偽装者が葉巻には詳しくないということだ。
これらを総合すると、犯人は英、偽装者は蟹江、ということになるのだ。
英と蟹江はすべてを認めた。

そこへ扉が開いて、ラムネが入ってきた。
「まだお店やってますよね〜 えっへっへ〜」
すでに出来上がっている。そして
「敬三さん!今日こそカクテルを作ってください!」
と催促した。ためらう蟹江に右京が
「なぜカクテルを封印されたのでしょう。どんな過去であっても記憶しておくことからすべてが始まるのではないでしょうかねえ。記憶、思い出、 あなたがなさっていた”リメンバランス”というバーはそういうお店でしたね」
と言った。

蟹江「カクテルは何をお作りしましょうか」
ラムネ「作ってくれるの?!じゃあ、”ホモ・スイート・ホモ”!」
右京「あれはおいしいカクテルですねえ。では僕も”ホモ・スイート・ホモ”を」
薫「あっ 俺も」
英「じゃあ私のも入れて4人」
中野「5人」
前田「6人」

誰なんだよ!

そして6人は、蟹江のカクテルをおいしく飲んだ。

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