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さとみの妄想伝説
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相棒 ウソ感想文(感想文に見せかけた妄想小説です)
相棒 シーズン1 第10話 最後の何とか

あれなんていったかなあ。この回の題名。まあいいや、最後の何とかで。
砂浜に二人の刑事が座り込んでいた。
一人は警部の……あれ、なんていったかなあ。名前。まあいいや、警部で。
もう一人は警部補あれなんていったかなあまあいいや警部補で。


その二日前、映画の撮影所で、監督が死亡した。
あれ、なんていったかなあ、監督の名前。まあいいや、監督で。
監督が死亡したとき、部屋には助監督と女リポーターがいた。監督はコーヒーを飲みながら、取材を受けていたのである。
監督が撮影した「ぽっちゃり鑑識官の事件簿」という映画が放映されてから、ピザの食べすぎで太るという事件が 多発しているのだ。それについて監督がどう考えているのか聞きたい、というのが、取材の内容だった。

警視庁から、捜査一課や鑑識官が、事件を調べに来た。
名前はもちろん思い出せない!
鑑識官に呼び出されて警部と警部補も現場に来た。

警部「君は最近、映画見ましたか?」
警部補「そういや最近見てませんね。そうだ!12月23日あたりにでも友達を誘って見に行こうかな」
警部「仲がよろしいんですねぇ」

現場を見て回る。事件直前、監督は元気良くしゃべっていた。しかし停電が起き10秒後あかりが付いたのだが、 そのときにはもう死んでいたという。
たった10秒で死ぬのかね?

捜査一課は助監督を取り調べ。
助監督の息子も、映画を見た後でピザを食べまくって太ったうちの一人だった。
ということは助監督には動機がある。
しかし助監督は殺していないと言う。

鑑識の調べによると、窒息死とのこと。しかし毒物は検出されず。だから病死として捜査一課はかたづけた。 しかし警部は納得しない。

警部は隣の課の課長に頼んだ。京都にいるお兄さんに頼んで、京都で起きた感電死事件の資料を取り寄せていただけませんか。 だが、課長は嫌がった。「兄貴に頼み事をするのだけは絶対イヤ!」
警部補が不思議がった。
「なんでですか?課長のお兄さんでしょ?」
警部補にとってお兄さんとは、絶大なものなのだ。
弟が頼めばお兄さんは何でもしてくれる。
捜査資料も貸してくれるし、時には退職覚悟で証拠品のテープを届けてくれたりする。
それが警部補にとってのお兄さんである。

でも課長の兄貴はそんなんじゃなかった。
警部は課長に、この間の暴力団二見会の一斉摘発は大変でしたと恩に着せた。それでようやく課長は資料を取り寄せてくれた。

資料を見ると感電死となっていた。だが、初見では窒息死だと思われていたらしい。細かく調べてようやく感電死であることが分かったのだそうだ。
もしかしたら、今回の事件も、窒息死に見えて実は感電死かもしれない。

監督は、電気カーペットを愛用していた。
しかし、それは今朝捨てられてしまったそうなので、粗大ゴミ捨て場に急いだ。
途中で「電飾さん」と呼ばれている人物を見かけた。
「こういうところでは職業で呼ぶんですね」
「そうですね。ハラグロ君」
「ええ。ヘンクツさん」
警部と警部補は、まだ完全に仲良しとはいかなかった。

電飾さんに電気カーペットのことを尋ねて、それからまた探し始めた。
ゴミ捨て場に行くと、もうゴミは回収されていた。
そうじのおばさん前沢保美がいたので、回収されたゴミはどこに行くのか訪ねたら、収集センターだと言うのでそこへ行ってみた。

収集センターへ行き、ゴミが積んであるトラックを調べると、よく似たカーペットを発見した。 持ち帰ろうとした瞬間、後ろから何者かがスタンガンで警部と警部補を気絶させた。


目を覚ますと二人は砂浜にいた。
そして今に至る。

携帯電話も奪われ、サイフも盗まれている。 公衆電話か交番を探さねばなるまい。
二人が歩こうとすると、一台の車が向かってきた。
中から、いかつい体格でオールバックにメガネの監察官が飛び出てきた。
「神戸ーっ!!」
監察官は、警部補に飛びついた。
「怪我はないか?腹は減っていないか?怖かったろう?」
「大丈夫ですよ」
警部補はニコニコ笑ってそう答えた。
「そうか。よかった、よかった。本当によかった」
監察官は警部補の体に付いた砂を、手でていねいにはらった。
その横で
「僕は足を怪我しているのですがねえ」
と警部がつぶやいた。

そして監察官の車に乗って三人は帰った。


警部と警部補は、撮影所に戻り、調査を続けた。トラックの中にあったカーペットは監督のとは別のものであり、 監督のカーペットは前沢保美がゴミ捨て場から持ち帰ってしまっていたことがわかった。
使えるものは持ち帰って使おうとするそのエコ精神はすばらしい、さすが保美!やるねえ!
そして警部と警部補はそのカーペットを調べさせてもらった。
人為的に電極がむき出しにされているのを見つけた。

夕方――
電飾さんは、穴を掘っていた。手には電気カーペット。証拠品のカーペットを捨てようとしていたのだ。
そこへ、警部と警部補が現れた。そして推理を語った。
コーヒーをかけてカーペットをぬらしておいて、監督を感電死させたのだ。さらにカーペットを探している二人を スタンガンで気絶させたのだ。
電飾は罪を認めた。
動機は、30年も一緒に仕事をしていたのに、名前を覚えてくれなかったことだった。

そこで、警部は、監督を取材したリポーターから借りた録音装置のスイッチを押した。
リポーター「とくに優秀なスタッフをお一人あげるとしたら」
監督「やっぱり電飾だね。あれ、なんていったかなあ。名前。まあいいや、電飾で」
監督は、電飾の腕を高く評価していたのだ。
電飾は監督を殺したことを後悔してむせび泣いた。

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