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さとみの妄想伝説
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相棒 ウソ感想文(感想文に見せかけた妄想小説です)
相棒 シーズン9 第17話 捜査三課の活躍

春樹がコンビニで駄菓子を買っていると、店内に、挙動不審な男が現れた。
男はゴムを万引きした。そして店の外に出たところで春樹は男をとっ捕まえた。

男の名は、原 黒男(はら くろお)。原は春樹に涙ながらに訴えかけた。
「俺はとりかえしのつかないことをしてしまいました」
それは万引きのことじゃなくて、一年前の強盗事件のことだったのだ。

もちろん原は警視庁に連れていかれて、取り調べられた。捜査三課のみなさんに。
花の捜三トリオの登場だ。
1、高田ガン 2、上成アイ 3.重津チャマ の敏腕刑事三人組だ。
「捜査三課がいる限り!」「この世に悪は栄えない!」「いいからとっとと取り調べようぜ」
春樹も取り調べに立ち会った。
春樹は、監察官としてたくさんの人間をその目で見てきた。
その勘が、原は怪しいと訴えていた。

もちろん、右京と尊もそこに加わるのであった。

原が言うにはこうだ。
原は中卒後、本田という名の資産家(本田といっても、本多篤人のことではないです)の家に雇われて、運転手(ヒーロー)として働き始めた。
ところが、給料が安く、大好物のハンバーガーもあまり買えないほどだった。
そこで、本田の金庫を破って500万円を盗んだのだ。

原は必死で訴えかけた。
そのとき500万円と一緒に、イギリス人形も盗んだ。それは本田とその妻の思い出の品なのだそうだ。
「人形を奥さまに返してあげたいのです」
盗品だから当然捜すが、しかし、原はその人形をヤクザにうっぱらってしまったと言う。

右京、尊、そして春樹の三人は、原は怪しい、ということで意見が一致した。
万引きのあったコンビニに行ってみることにした。
コンビニの店主の葉美里 今人(はみり いまと)は、春樹を見るなり飛びついた。
「聞いたよハルちゃん!すごいじゃないか!捕まえた男が強盗犯だったなんて!」
顔見知りのようだ。
尊は不愉快だった。なんて馴れ馴れしいオッサンだと思った。
春樹は葉美里に言った。
「こちらは私の同僚の杉下警部。そしてこっちは弟の尊です」
葉美里はじろじろと尊を見た。
「ふーぅん、ハンサムだけどー、弟ではハルちゃんと恋愛はできないねえ、うん。したらアウトだもんね、ふふふっ」
葉美里の勝ち誇ったような笑みに、尊はむかっ腹が立った。

本田の屋敷に行くと、弁護士が帰るところと遭遇した。
ベルを鳴らすと、本田の妻の亜安沙(ああさ)が出てきた。
親子ほども年の差がある若い妻だ。
本田は、強盗事件のショックで部屋にこもって出てこないのだそうだ。
朝から晩まで布団にもぐって、ニコ動を見たり、TVドラマのウソ感想文を書いたりしているそうだ。
右京がデリカシー無しに本田の部屋のふすまをそっと開けて中をのぞくと、
布団にもぐって頭だけ出している本田と目が合った。
「遺憾の意!遺憾の意!」
と叫んで布団を頭からかぶってしまったので、右京はふすまをしめた。

亜安沙は、イギリス人形は夫との思い出の品だと切々と訴えた。
満天の星空の下、本田は亜安沙に愛を告白した。そして(窃盗事件に関係ないので以下略)

帰り道、春樹はなんとしてもイギリス人形を取り戻すべきだと言った。
それは人形が事件の解決に貢献するだろうと思ったからだったが、尊はうがった見方をした。
「あの本田爺さんにでも惚れたのかよ」
尊がむくれた様子で言うと
「年上には萌えないんだ」
いや、それ以前に人の夫だろ、と右京は思ったが、春樹にはそんなところに線はない!
「じゃあ、あの原のためか?」
「どうしたんだ尊。さっきから変だぞ」
「フン!」
尊は、春樹が他人にばかり優しくて、尊に優しい言葉をかけてくれないのでスネていたのだった。
しかしそんなことは関係なく捜査は進んで行く。

そして、実は窃盗犯は別にいて、その犯人がイギリス人形を持っていた。
鑑識で調べると、背中が開くようになっていて、中には紙切れが。
「19020130」と数字の羅列が書かれていた。
それは実はスイス銀行の通帳の番号だったのだ。
この番号さえあれば妻は夫の隠し財産を持ち出すことができるのだ。
なぜ原が犯人をかばって逮捕されたかと言うと、
犯人に「俺が犯人だということを警察に言ったら亜安沙の秘密を本田にバラす」と脅されていたからだ。
しかし、イギリス人形の中にある番号は取り返したい。
だから、犯人の事はしゃべらず、原が犯人として捕まり、警察に人形を捜してもらおうと考えたのだ。

原は「俺を強盗として捕まえてください」と涙ながらに訴えたが、
そんな弱弱しい様子が全てお芝居であることは、右京たちにはお見通しなのだった。
そして捜三トリオ(ぜんぜん活躍してない)が原を連れて行った。

原がそこまでして亜安沙をかばった理由、そして亜安沙の秘密はなんなのか。
それは、原が亜安沙の息子だということだった。
亜安沙は元ヤンなので、不特定多数の男性と関係し、16歳で子を産んだ。
しかし育てられず施設に預けた。
そして更生し本田と結婚したが、息子の存在は秘密だった。
でもやはり息子を愛しており、息子を本田邸で働かせたいと思ったのだった。
(原17歳 亜安沙33歳 本田60歳)

たとえ離れ離れになっていても、母は子のことを愛し続けるのである。
母が子を愛する気持ちは、兄が弟を愛する気持ちに似ていると春樹が言った。
「弟扱いかよ」とむくれながらも、愛しているという言葉が聞けてうれしい尊であった。

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