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さとみの妄想伝説
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相棒 ウソ感想文(感想文に見せかけた妄想小説です)
相棒 シーズン8 第13話 マジック

尊は福引でマジックのチケットが二枚当たった。
「でも、春樹さんはマジック嫌いだからな。温泉旅行とかならよかったのに」
尊はがっかりしながらつぶやいた。
尊の予想によると、春樹の嫌いな物は、1にマジック、2にタバコ、34がなくて、5に警察官による不正や不祥事だ。
それ5位かよ!もっと上だろう!

で、たまきと行くことにしたのだった。
マジシャンMr.クノによるショーの始まりだ!
登場と同時にタバコをティッシュにくるんで食べだした。
熱さに強い口の持ち主だ。

棒が宙に浮いてぐるぐる回りだした。
背景と同じ色の服を着たスタッフの仕業だ。

ショーは盛り上がり、いよいよ最後の演目。
しかし急に幕が下りて来て終了になってしまった。

只事ではないと感じた尊は急いで舞台裏へ。
舞台には死体。尊は思わず目を背ける。
捜査一課、守、右京もやって来た。
憲一「なぜ杉下警部がいらっしゃるのですか?」
右京「第一発見者の上司ですから」
いや、そのりくつはおかしい。

そして捜査が始まった。憲一は関係者に聞き込む。
Mr.クノは泣きじゃくっている。クノの妻、久野真紀子(くのまきこ)は厚化粧でイアリングもハデだ。息子の久野一(くのはじめ)は父の背中をさすっている。
被害者は越智笛太(おちてきた)。Mr.クノの弟子である。天井裏から転落して死んだようだ。

現場検証する右京たち。
天井裏には一箇所穴が開いていてここからマジックで使う黒い布を落とす段取りだったようだ。しかし 越智はここから落ちて死んだ。安全のために穴の手前にペンライトを置いて位置がわかるようにしてあったにも関わらず 落ちてしまったのだった。このペンライトずらしたら穴の位置間違えるよね。

事故だったのだろうか。
しかしこれが事故だったとしたらテレビドラマとして成り立たないのできっと殺人だ。


翌日、被害者の家に行ってみた。Mr.クノは事情聴取で留守。リビングには鳥の入ってない鳥かごが。
不審に思って真紀子に尋ねてみると、飼っているハトが三日前誘拐されたのだそうだ。
名前:ラム
職業:マジックの小道具
特技:マジシャンの背中で大人しくしている

警視庁に戻り、越智の遺品を調べている守のところに行ってみた。
遺品の中にはボールペン型ICレコーダー(録音できる機械?)があり、録音されている音を聞いてみる。
真紀子「あっ、こんなこと、主人に知られたら……ああんっ!」
越智「奥さんのココ、たまんねえぜ、ハァハァ、なあ、本当にダンナと別れてくれるんだろうなあ」
真紀子「ああん!ああっん!気持ちいい!気持ちいいよおぉ!!もっと、舐めまわしてぇぇぇ!!!」
越智「もうぐしょぐしょだぜ、ヘヘッ」

この機械は遠隔操作できないらしいので、越智本人が録音したもののようだ。
「でもまたなんで弟子が師匠の奥さんに手を出した証拠を録音する必要なんかあるんでしょうか」
尊は不思議がった。
レコーダーの真紀子の声「うああーっ!!イクーーッ!!」

越智の携帯を調べてみると、履歴の中にレンタルトランクの会社の番号があったので、調べてみた。
トランクは二メートル四方の、大きな箱である。狭い家に住んでいる人が、家に置ききれない家具をしまっておくためにトランクを借りることが多いようだ。 一週間ほど前に、越智と名乗る人物にトランクを貸したらしい。
そのトランクのところに行ってみると、車の通りの激しい道路に面していてとてもうるさかったが、よく耳をすませば、中から音が聞こえてきた。

ほろっほほっほー ほろっほほっほー

ハトの声だ!
大慌てで鍵を借りてトランクを開けると、中にはハトがいた。
真紀子からもらったラムの写真と見比べてみると、うり二つだった。このハトがラムに間違いなかった。
エサやハト用のおもちゃなど、至れり尽くせりの空間だった。
しかしエサはあまり減っておらず、具合が悪そうだったので、ラムは警察内のハト病院に直行することになった。

病院に、血相を変えて見舞いに来た久野一家。
ラムの生存を喜び、そしてラムの体調を心配した。
ラムは久野家の一員だ、家族同然なのだとクノは言った。

トランクからは、指紋は発見されなかったが、手袋痕がたくさん発見された。その手袋痕は越智の遺品の手袋と一致した。 ということは越智がラムを誘拐したのか?右京たちは仮説を立てた。

【仮説】
越智は真紀子と不倫していた。
そして、ラムの身柄と引き換えに離婚をしろとクノに迫った。
だからクノは越智を殺してラムと妻を取り返そうとした。

司法解剖の結果、越智の遺体からは薬物とか毒とかは全く見られなかった。
守「しかし気になることがひとつ」
右京「気になることとは?」
守「被害者のケツです。使い込まれてガバガバなのですな」
そう言いながら写真を見せる守。それを見た尊は思った。
尊(うわっすげえ!これじゃあまるで春樹さんだぜ!)
どんだけ〜

ラムが手術を受けることになったらしい。レントゲンを撮った結果異物を飲み込んだ影があったからだ。
手術は無事成功。出てきたのは、真紀子のハデなイアリングだった。


舞台上に、右京、尊、そして久野一家。右京は推理を語り始めた。
「越智さんは真紀子さんと肉体関係を持ち、離婚を迫っていました。しかし、越智さんが久野夫妻の離婚を望んだ理由は、 真紀子さんを愛していたからなのでしょうか?」
右京はうろうろ歩き回りながら続けた。
「司法解剖の結果、越智さんのケツの穴がガバガバになっていたことが分かりました。もしかしたら、越智さんが 獲得したかったのは真紀子さんではなく、クノさんだったのではないでしょうか」
しかし、どうしてこんなに歩きながらしゃべるのだろうか。さらに尊まで
「真紀子さんに迫る前に、すでにクノさんと愛し合っていた、というわけです」
歩きながら発言した。そして右京が
「そう考えれば、ICレコーダーに浮気の現場を録音していたことも納得がいきます。よりクノさんに有利な条件で離婚が進むように 行ったことだったのです」
と言うと、クノは観念してうつむいた。

「確かに私は越智と深い仲にありました。だからと言って私が越智を殺したという証拠にはなりません!」
クノが認めた。そして右京は真紀子のほうを見て言った。
「そうなると、いままで見えなかった動機が見えてくるんです。真紀子さん、あなたは越智さんを恨んでいましたね?」
なにしろ、気持ちをもて遊ばれた上に、夫の浮気相手だったのだから。
「動機はあっても、証拠がないでしょう?」
真紀子は白を切ろうとしたが、右京は問い詰めた。
「あなたのイアリングですが、ラムは一体いつ飲み込んだのでしょうか」
右京は見ていた。事件当日の夜にはあのハデなイアリングは確かに真紀子の耳にあったのを。
「つまり、事件当日の夜以降に、ラムと接触があったということです。 ですが、その時間帯、ラムは誘拐されて行方が分からなかったはずです。ラムを誘拐したのは、あなたですね?」
真紀子は観念した。そして『確実な証拠をつきつけられた犯人はよくしゃべる』の法則にのっとり、しゃべり始めた。

真紀子は越智に迫られて関係を持っていたが、あるとき実は越智が愛してるのはクノだということを知ってしまった。 そして越智を殺害する計画をたてた。
天井裏の穴に黒い布を敷いてペンライトを置いておく。するとそこに地面があると勘違いした越智が落ちる。そしてあぼーんという計画だ。

「誘拐を仕組んだのも、夫に罪を着せるためでした。夫との仲は冷え切ってしまった。別れるのは仕方がない。 でも、どうしても認めることのできないものが」
そして振り向きざまに言った。
「ラムです」
ラムはクノのマジックの小道具だ。離婚すれば当然ラムはクノが引き取ることになる。
「ラムは私の心を癒してくれたんです。接する時間は短くても私の心の支えでした。なのに浮気しといてラムまでも私から奪うなんて! それだけは……それだけは許せない!ラムは私にとってかけがえのない……」
「真紀子さん。そのかけがえのないラムをあなたは犯罪に利用したんじゃありませんか!」
右京は激昂した。

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